ごあいさつ

　平成元年の法人設立後、老健施設の運営を中心に歩みを進めた仁有会も、本年で開設より三十有余年を迎えました。これもひとえに、ご利用者・ご家族、並びに地域の皆様方、また関係各位のご支援・ご協力の賜物と厚く御礼申し上げますと共に、平素のご厚誼に心より御礼を申し上げます。

　また、皆々様のお陰をもちまして、「神戸市制130周年記念式典」に於いては、一社）神戸市介護老人保健施設協会会長として「市政功労者表彰」を頂戴する栄誉に浴し、長年に亘りご厚情を賜りました皆様には、この場をお借り致しまして、心より感謝申し上げます。

　さて、高齢者福祉の根幹をなす介護保険制度も、施行後四半世紀にして益々その真価を問われており、地域包括システム推進下で老健施設の担う役割についても、単に入所のサービス提供に留まらない”総合的な地域支援”が求められる時代となっております。

　今後も老健施設入所部門の質の確保は元より、居宅部門（短期入所・訪問看護／介護・通所リハビリ・居宅支援等）に於いても一層のサービス拡充に努め、施設／在宅の両サービスを通してご利用者・ご家族のお役に立てるよう、一意専心に高齢者福祉事業の歩みを進めて参ります。